お知らせ

2023.01.31

【レポ】中尾昭公先生講演会「継続こそ上達の道」を開催しました

2023年1月29日に、恵那文化センター大ホールにて、恵那高校創立100年を記念して、OBである中尾昭公先生の講演会「継続こそ上達の道」を開催しました!

会場では、恵那高校100周年ビデオで皆さんをお迎え。
続々と、恵那高校の卒業生だけでなく、中尾先生の地元である三郷町の皆さんや、医療関係者の皆さんをはじめ、市内外から、なんと720名の方にお集まりいただきました。

開演後は、まずは恵那高校音楽部の皆さんに、合唱を披露していただきました。

そして、阿部実行委員長の挨拶の後、中尾先生からのご講演をいただきました。

「継続こそ上達の道題し、生まれ育った恵那についてから始まり、膵臓がん手術について、また、いかにして自らを高めていくのかということについて、1時間半ほどお話しいただきました。

膵臓がん手術に関しては、実際の画像や、イメージ図などを用いて細かく丁寧にお話いただき、これまでどのように中尾先生が医療の道を切り開いて来られたのか、医療が専門でない私たちにとってもたいへん興味深いお話でした。

中尾先生の力強いお言葉からは、その絶え間ない努力の一片を見させていただいたように感じました。

また、恵那市出身の儒学者、佐藤一斎の「少にて学べば、則ち壮にして為すことあり。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず」を引用されながら「継続して考え実践していくことが、技術や成績の向上に繋がる」と、継続の大切さを会場の皆さんに伝えていただきました。

ご講演後は、来場していただいた方からの質問に答えていただきました。

恵那高生の萩さんの「先生は医療の道でまっすぐ進んでいらっしゃいますが、迷うときはどう進んだら良いですか?」という質問には「迷うことや壁にぶつかるのはすごくチャンス。今日はいいスライドしか見せてないけれど、壁にぶつかったことはいっぱいある。75年間右肩上がりではないけれど、継続することで成功に繋がる」と、この日のテーマの「継続こそ上達の道」の通りに、エールともなるお答えをしてくださいました。

最後は、三郷町の皆さんからのサプライズとして、お花を贈呈していただきました。

講演会は大盛況のうちに幕を閉じ、恵那高校100周年記念事業としても、大成功の1日になりました。

改めまして、中尾先生、また関係者の皆さま、ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

\広報委員会からお知らせ/

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文章:広報委員会 古井千景 67回生