恵那高校100周年事業は、大盛況で終了しました!

100周年を迎えるにあたり、多くの皆様のご支援とご協力をいただき、多彩なイベントやプロジェクトを実施することができました。100周年事業にご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

100周年記念事業へのお礼

恵那高校同窓会
会長 阿部伸一郎

 「温故知新、恵那高創立100周年」の旗印のもと、一世紀に渡る歴史を振り返るとともに、母校の更なる発展を期して昨年10月8日に開催された100周年記念事業は、想像を超越した素晴らしいものとなりました。
厳粛とした雰囲気の中、同窓の東京大学副学長関村直人教授の講演を柱とした記念式典、そして、「大同窓会」に駆け付けた1.000人もの同窓生で合唱した校歌に大会の歌、和太鼓演奏を始めとしたステージ、思い出深いグランドから打ち上げられた花火など等、心に残る瞬間の数々を共有できたことを誇りに思います。
ここに至るまでは長い道のりでした。7年間に渡る準備活動に多大な労力を惜しまずにお貸し頂いた実行委員会の面々、教職員は基より、東京、名古屋、土岐、瑞浪、中津川、定時制の各地の同窓会組織の方々、快く寄付に応じて頂いた皆様、当日の記念式典および大同窓会にご参加いただいた同窓生など等、数限りない皆様の熱意と結束力が100周年の大成功へと繋がりましたこと感謝申し上げます。
今後も、今回の100周年を機に更に深まった絆を大切に、より魅力ある母校とならんがための同窓会であり続けたいと考えております。
結びにあたり、100周年にご協力を賜った全ての皆様に、心よりの敬意を申し上げ大会実行委員長としてのお礼の挨拶と致します。

「新しい100年」の第一歩を踏み出すに際して

校長 森岡 孝文

同窓会会員の皆様には、平素より母校の教育活動に多大なるご支援とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。
お陰様で昨年度は、創立100周年記念式典を本校の体育館で盛大に執り行うことができました。当日は多くの同窓生の方々にお集まりいただき、在校生も同席して、100年の伝統の重みを感じさせる厳粛な式典となりました。またその一方で式典の最後には、ご講演をいただいた本校の音楽部のOBで東京大学副学長の関村直人教授を囲んで、現役の音楽部を中心に在校生徒や同窓生による校歌の大合唱となるなど、心温まる和やかな雰囲気で終えることができました。これもひとえに同窓会の皆様の献身的なご支援の賜物であると心からお礼申し上げます。また、その後の大同窓会や様々な関連イベントの盛り上がりは、恵那高校が同窓生はもとより地域にとってかけがえのない大切な学び舎であることを内外に示し、これによって「新しい100年」に踏み出す強靭な基盤が築かれたと確信しております。
さて、創立100周年記念式典の余韻が冷めやらぬ中、本校は「新しい100年」に向けて新たな一歩を踏み出していかねばなりません。「新しい100年」は、「望む未来を私たち自身で示し、創り上げていくことが求められる時代」であると言われています。
本校は、令和6年度から新たに5年間、文部科学省にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けました。本校におけるSSHは、平成16年度に最初の指定を受けて以来、昨年度まで20年の実績があります。今回の指定における大きなポイントは、新たに普通科を含めて全校的にSSHを実施することです。その背景には、文理を問わず探究学習の重要性が増して「総合知」が社会に求められているからです。今後は自らの専門性に依拠しながらも、自然科学、社会科学、人文科学のそれぞれの専門家とも応答可能な柔軟な資質が求められているのです。
同窓会の皆様には、創立100周年記念式典・記念行事はもとより、花ノ木会館の自習室の整備、恵那地球塾(本校独自の留学制度)や恵那田舎塾(地元で活躍している方による公演会)等のご支援をいただいており、今年度から新たに本校の探究活動を資金面で支える「探究イノベーター支援事業」を立ち上げていただきました。
「新しい100年」への第一歩を踏み出すに際し、同窓会の皆様のご支援に重ねてお礼を申し上げますとともに、引き続き本校の教育活動に一層のお力添えをお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご健康とご多幸、そして城陵会のますますの発展を祈念いたしまして挨拶とさせていただきます。

100周年事業を
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